たじみそ焼きそばとは

名古屋から特急で21分、快速で34分。緑の山々につつまれた岐阜県多治見市で人気沸騰のご当地B級グルメです。一定の定義に準ずることで、お店によって調理や盛りつけは自由。
したがって、街を巡ると、個性あるいろんな「たじみそ焼きそば」と出会えるのです。
街のためにと賛同くださったお店(研究員)ばかりだから、人情あふれる店主(研究員)に逢うことが出来ます。多治見で生まれた人情の味、様々な研究員のもとでつくられる、いろんなこだわりの「たじみそ焼きそば」を食べ比べてみてください。

たじみそ焼きそばの定義

1. 焼きそばは味噌とする。但し使用する味噌は自由とする。
2. 半熟の目玉焼きを載せるのを原則とする。
3. たじみそ焼きそばの「た・じ・み・そ」の解釈は以下の通りとし、それらを満たすものとする。
①「た」⇒「楽しさ」:楽しいもの・楽しませるものとすること。
②「じ」⇒「滋味」:豊かな(深い)味わいであること。
③「み」⇒「実」:真心を込めたものとすること。
④「そ」⇒「素」:(根本をなす)各飲食店の意思を大事にすること。

たじみそ焼きそば 誕生秘話…

2010年8月14日に、多治見市政70周年記念イベント「多治見焼きもんコンテスト」が開催されました。その時、多治見西高校の先生が肩ロースなどを入れた家庭料理の「みそ焼きそば」を基に提案。それを、30年程前から回鍋肉に使用していたタレをベースに飲食店店主が料理しました。会場では一般参加者の皆様から「おいしい」と一番投票を集めてグランプリを頂きました。販売して来場者以外の一般の方にも食べて頂けるといいねという夢が膨らみました。将来そうなるよう「たじみそ焼きそば」と名付けられました。その後、密かにお店でお客様に出したところ、「今までに無い焼きそばだね、美味しい」など、予想以上の好評を頂きました。そこで、想いに火がついた店主が、行動開始。正式にメニューに加えるのはもちろん、仲のいいお店やライバル店も含め、とにかく声をかけていきました。街が好きなお店は多いもの。少しでも地元の活性になるのであればと理解が深まり広がり、現在では当サイト未掲載店も含め心優しい24店のお店で味わって頂くことができるようになりました。
それぞれのお店ではオリジナリティーあふれた、たじみそ焼きそばをつくっていますので、どんどん味も進化しています。
各種メディアでも放送・掲載して頂き、遠くからもお越し頂けるようになってきました。また、クチコミでも評判が広がってきました。
「たじみそ焼きそば」を食べ比べ、多治見の街を楽しんで頂けるよう、一層努力していきます。